- ハリネズミ小屋(寝床)のおすすめは?
- 小屋や寝袋は自作できる?
- ハリネズミが小屋や寝袋を使ってくれない・・・
ハリネズミ用の小屋はどんなものがいいんだろう・・・
日中でも薄暗いような寝床が理想だね
せっかくなら見た目もかわいいお家がいいね!
ハリネズミを飼育するにあたって必要なアイテムである小屋。比較的臆病な性格のハリネズミが落ち着いて休めるような寝床を作ってあげることが理想です。
ハリネズミ用の小屋は、素材などで制限されるものはあまりないのでケージ内の雰囲気やレイアウトに合わせて選ぶことができますよ。
ハリネズミの値段や飼い方まとめもくじ
ハリネズミの小屋におすすめなアイテム
隠れ家や休憩場所としてケージ内に1つは欲しい寝床。木製の小屋からフリースや綿でできた寝袋もおすすめです。
ケージの広さによっては、素材の異なるものを複数設置して、ハリネズミが好きなものを選べるようにしてあげるのもいいでしょう。
また、季節によって寝床の素材を変えてあげるのも有効です。寒い季節になってきたら温かいフリース素材の寝袋。暑くなってきたら綿でできた寝袋にしたり。
最近では、ハリネズミ用に開発された小屋も多く見かけるようになっており、そちらも見た目がかわいいのでおすすめです。
木製の小屋
木製の小屋は最も一般的といってもよいでしょう。耐久性も良く、重すぎることもないので扱いやすいです。定期的に掃除しやすいように天井がフタになって取り外しができたり、変形・分解できるものが便利。
スペースに合わせて自由に形を変えることができるタイプもおすすめです。
アクリルの小屋
アクリル製の小屋は、少し値段は張りますが、軽くて丈夫。さらには掃除のときに水洗いできるメリットがあります。デザインがシンプルすぎてしまうのが少し物足りないかも。
爬虫類やハムスター、うさぎ用のシェルター
ほかの動物用に作られているシェルターや小屋を使ってみるのもいいでしょう。中でも爬虫類や魚類用のロックシェルターは丈夫で重さもあるのでおすすめです。
番外編:ガラスポット
100均やIKEAなどで見かけるガラスポットをハリネズミの砂場として使うのもいいかもしれませんね。プラスチック製のキャンディポットをイメージする人も多いかもしれませんが、丈夫なガラス製がおすすめです。
ハリネズミの小屋・寝袋を自作する
イメージするハリネズミ用の小屋がなければ自作してしまえばいい!
100均やホームセンターなどで販売されている木材を買ってきてハリネズミ小屋を自作することもできます。自分が作った小屋でスヤスヤ眠るハリネズミを見ることができるのは言葉にできない幸せを感じます。
ハリネズミの個体によってはスギやマツの針葉樹の木材にアレルギー反応を起こしてしまうことがあります。また、表面的にアレルギー反応がでなくても呼吸によって体内に取り込まれた芳香成分が腎臓や肝臓に影響を及ぼすことが分かっています。
100均の小物入れや段ボールを使ったDIY
100均などで販売されている小物入れや段ボールなどを使ってハリネズミ用の小屋や寝袋を作ることもできます。ハンカチや小さめのタオルを床に敷いてあげるといいかもしれませんね。
投稿が少し前のものもありますが、自作してハリネズミの寝床を作っている人の記事をいくつか載せておきますので、良ければ参考にしてみてください。
参考 ☆飼育環境04★~ハウス(寝床)・手作り・DIY~チクタク夫婦★ハリネズミの時間 参考 ハリネズミ小屋を手作りする慣れないハリネズミ・うに丸 参考 手作り寝袋【ハリネズミのはな】kumaserverフリースの靴下を寝袋代わりにする
フリースの靴下を寝袋代わりにしてみるのもおすすめ。そのままだと奥行きが長すぎるので、結んでしまえば一瞬で寝袋の完成です。
寝袋にすると定期的に洗濯しなければならないので、安価かつ手間がかからないフリースの靴下は使い勝手がいいですよ!
あまりにも生地の編み込みが大きいものだとハリネズミの爪や針が引っかかってしまうので、こだわりがなければフリース一択です。
ハリネズミの寝床に関する疑問
ハリネズミの寝床に関する疑問にお答えします!
ハリネズミの小屋はそもそも必要?
ずっと一緒に生活するわけだし寝床はいらないんじゃない?
ずっと薄暗い場所で飼うなら大丈夫かもしれないけど、基本は日中でも休んだり寝たりできる場所は確保してほしいな
通常想定されるペットとして飼育する環境であれば、ケージの中にハリネズミが休んだり寝たりできる寝床は作ってあげたほうが良いでしょう。
野生下では、日中は木陰や木の隙間の薄暗い静かなところでじっとしています。飼育下でもなるべく同じような環境を構築してあげることが理想です。
ハリネズミが小屋に入らないときはどうすればいい?
せっかく準備した寝床を使ってくれないよ・・・
変なにおいや新しいにおいがあるとなかなか抵抗があるのかも。
ハリネズミは嗅覚が非常に優れていて、何事もにおいで判断する傾向があります。そのためケージ内であっても普段嗅がないにおいがしたりすると警戒してしまうことも。
飼い主と触れ合えるようになっていれば、 寝床の中に普段触れている飼い主のにおいがするシャツの切れ端などいれておくと寝床を使ってくれるかもしれません。
ハリネズミの性格によって異なりますが、焦らずじっくり向き合うことが大切です。
ハリネズミの寝床の掃除はしたほうがいい?
寝床はハリネズミのテリトリーだし、掃除してにおいがなくなっちゃうのは良くなさそうだから掃除しなくてもいいかな?
ハリネズミはがっかりしてしまうかもしれないけど、飼育環境を衛生的に保つことは大切なので定期的に掃除しよう
掃除をしてしまうとハリネズミが慣れ親しんでいるにおいが消えてしまうので、ストレスになりかねませんが、病気のリスクを少しでも下げるためにも飼育環境の掃除は必須です。
寝床でおしっこやうんちはしないと思いますが、お腹や足についたものを寝床に持ち込み、汚れてしまいます。
寝袋や紙素材で小屋を手作りしている場合は特に注意して掃除しておかなければ、ダニやにおいの問題に繋がりかねませんので意識しておきましょう。